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のんたんは私の宝物になりました

我が家の長男でもあり、保護猫たちみんなに懐かれていたのんたんは
2月1日月曜の未明、私の腕から離れ、遠くに旅立って逝ってしまいました



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今年のお正月、日に日にやせ細り、ヨロッヨロッと歩く姿を見るにつけ
のんたんと過ごす最後のお正月になるかもしれない、と胸を痛めずにはいられなかったのですが
その時がこんなにも早くくるなんて思いもしませんでした


一緒に桜の季節は過ごせるだろう
新録の季節も一緒に過ごせたらいいな
夏も、秋も・・・

まだまだ、ずっと先のはずだからと、かかせないサプリもまとめて注文したばかりだったので


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まだこんなに、未開封の物だっていっぱい残っているんです




のんたんは慢性腎不全の末期でしたが、診断されたのは2年前の秋のことです
でも、6年くらい前には既に腎臓サポートの療法食に切り替えてはいたのですが
悲しいかな、この病気を防ぐことは出来ませんでした


その2ヶ月後くらいの今から2年前、今度は後ろ足を痛がってビッコもひくようになりました


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レントゲンの結果では、かかと部分がボコボコの偽関節になっていて病名は関節炎の診断でした
でも、腎臓の事があるのでステロイドもあまり使えず、痛みを和らげて上げることもできません
そして、気がつくと背中も弓なりに曲がってくるようになりました


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それからも、今度は前足の肘が外側に張り出すようになってきたり、手首にも明らかなダメージが・・・


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四肢の全てが関節炎になって、どんどんと悪化するばかりだというのに


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痛みを取って上げる事も、なんにもしてあげられませんでした



その半年後、今度は顔が腫れるようになってきました


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同時にクレアチニンの数値も上がってきたので、週1のペースで自宅補液もするようになりました


顔の腫れは、腫瘍とかではなく歯槽膿漏的なものではないか、との診たてでしたが
腎臓の為に麻酔が使えないので抜歯もできず、抗生剤で炎症を抑えてあげることしか出来ません


そして、腫れる部位も目の下あたりから頬に変わり、そして顎下と・・・


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顎下の腫れがやっと治まってきて良かった!と、思ってると頬が急に腫れ出すいうという始末で


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腫れが治まるのは、他の部位が腫れてくることの始まりでした


パンパンに破裂するんじゃないかと思うほど大きく腫れるので、違和感も相当の物だったと思います
痛みだってないはずがありません
当然食欲も落ちてくるので、その原因が腫れによる物なのか腎臓なのか判別も出来ませんでした


膿を出してあげれば、一時的にでも腫れは治まります
ただ、本当に破裂する位大きくならないと粘着性があって抜きとれないんです
なので、病院に連れて行って針を刺しても抜けないこともありました


ただ、のんたん自身が、痛みや違和感で我慢できずに足でケリケリしてしまうと
その注射針の小さな穴、若しくは皮膚が敗れ、自壊して膿が吹き出てくれました


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この1年と5ヶ月はその繰り返しで、先生も一度は楽にしてあげたいね!
と言って下さって、今年のお正月明けに膿の培養検査に出すことになりました

何をするにも、腎臓の負担にならない薬を選択しなければいけないので一部の薬しか使えません
今までずっと使ってた薬も、抗体が出来て段々と効かなくなってたようです


そして、検査の結果はパスツレラ・ムルトシダが検出されました(ブドウ球菌も少し)
どれも口内に出る菌らしく特別なものではないみたいです

で、今まで使っていたアモキクリア錠から、新しい抗生剤セファクリア錠75に変えて
様子を見ることになりました

直ぐに処方をしてもらって、その日の夜に期待を膨らませて飲ませたのですが
飲ませた直後に嘔吐をして、併せて酷い下痢もしてしまいました
やっと、やっと食べれたご飯が・・・


薬の合う合わないは、投薬してみないと分からないって事は事前に聞いてましたので
直ぐにその薬は止めて、次の薬を処方してもらうことにしました



その頃ののんたんは、毎日の皮下補液と、無理やり飲ませられるお薬と、ご飯も食べたくないのに
無理やり口に入れられるので、それから逃がれるためにコタツの中に避難するようになっていました

いつもなら、いの一番に私が座るのを待ってました!というばかりに


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お膝の上にあがって来てたので、可哀想に思うのと同時に寂しくも思っていました


ただ、夜寝る時だけはお薬も点滴もされないので、必ずお布団の中で腕枕で寝てくれました
そして、のんたんが食べたい気持ちになった時に直ぐに食べてもらえるようにと
小さなお皿にシーバやチュールを入れて、枕の下に隠して寝てました
(隠しておかないと金太郎が食べちゃうもんだから・・・)


この、夜中に一口作戦が功を奏して、1月7日に3.15kgしかなかった体重が
1月14日には3.3kgに増えてくれてました


でも、26日の朝はいつもののんたんではありませんでした
ベットの中から決して出ようとはせず、お布団の中に潜り込んだままでした
顎下の腫れも一層に酷くなっていて、前日からご飯もお水も一切拒否していたので
のんたんも連れて行って診てもらうべきかと迷ったのですが、多分、まだこの状態なら抜けないだろうし
あいにくその日は譲渡会のお手伝いの予定にもしてたので、お薬だけもらってきてしまったんです

新しいお薬は、オーグメンチン125ssという物なんですが、少し大きめで苦くて飲ませづらい薬なんだそうです
センターから帰宅してすぐ、そのお薬を飲ませるため強制的にチュールを口にいれ無理やり飲ませました

そしてシリンジで、これも無理やりお水を飲ませ、お布団の中から出して嫌いな皮下補液もしました
きっと、これで少しは楽になってくれる、今度のお薬はきっと効いてくれるはずだ!と、期待を込めてそう思ってました
そして、途中、様子を見に行ったときはお布団の中に潜り込んだままの状態でいました


夜11時ころ、なんだか不安になって様子を見に行ったら容態が急変していました
苦しそうにうめいていて、今まで見たこともないのんたんのお顔になってました
失禁も・・・


直ぐに先生に電話をしようか?それとも救急を探した方がいいのか?と一瞬迷いましたが
どちらも止めました
今、のんたんを無理に連れ行ってものんたんの負担になるだけでいい結果にはならない
そう思えたんです


シーツをそっと変えて、一晩中抱っこをしながら夜が明けるのを待ちました
でも、どんなに抱いていても、冷たい身体が暖まってくれません
背中もお腹も、手を握っていても足を握っていても、肉球も冷たいままで体温はあがってくれません
そのあいだも、もがき苦しむのは変わりませんでした
朝まで持たないかもしれない、と心の中で覚悟をしなければなりませんでした
時折り静かになると、急に不安になって胸や脈に手を当てて確認していました


そして、やっとやっと朝を迎えることができました
静かな朝です
のんたんの苦しそうな喘が治まって、少し楽になったように思えました


その日は休診日だったので、8時になるのを待って病院の留守電にメッセージを残しました
その数十分後、折り返しお電話をいただけたので状況を説明して連れて行きました


体重は2.9kgに減っていて、体温は32度しかありませんでした
普段からのんたんの体温は低めで、体温計を奥の方まで入れないと本当の体温が測定できないので
その事を考慮すると34度くらいかもしれないとの説明でした
でも、いつ死んでも不思議じゃない状況とのことでした


その日はそのまま預けて静脈点滴をするのがベストだったのですが、あいにく先生は午後から
外出の予定で、そうなると、誰もいない時に急変してしまう事だけは避けたかったので
コンベニアだけ打ってもらって、帰りはキャリーバックに入れずに抱えて車の座席に寝かせました


その翌日、朝から夜までの日帰り入院で静脈点滴をお願いしました
そして体重は2.6kgに、1日で300g減っていました


血液検査では、BUNが針が振り切れて計測不能(最悪)で、クレアチニンは5.2で高値だけど
まだ希望を捨てなくてもいい数値、でもリンとナトリウムの数値は高くなってました
段々とナトリウムの排泄ができなくなってたみたいです


脱水に補液は必須なんだけど、デメリットとしてナトリウムが溜まってくることがあるそうです
ただ単に、たくさん補液をすればいいというものでもないんです
ぷくちゃんが大量の補液をされて命を縮めてしまったこと、今でも後悔し続けています


デメリットの説明は度々聞いていて、先生も補液は必要なんだけどナトリウムが・・・
と、判断を迷う言葉も度々聞いていて、補液の量を減らしたりしながらも毎日続けていました


27日の朝も、お水をまったく飲めなくなっていたので
きっと良くなるはずと信じて夜明けを待って補液をしてしまいました


静脈点滴は皮下補液と違って、ナトリウムの少ない輸液材を使えるんだそうです
なので、28日の点滴の経過がよければ、翌日もお願いするつもりでいたのですが
状態はよくなりませんでした


と言うよりも、何もしない方が、今ののんたんにはいいんじゃないかと思えたくらいなんです
翌日の29日、自力でお水を飲んでくれました
口元に持って行ってなんですが、飲んでくれるだけでこんなに嬉しい事はありません
トイレも、抱えてトイレの中に入れて支えてると自力でオシッコをしてくれました


そして、その日の夜、ダメもとであげた小さな小さな一口のお刺身を食べてくれたんです
翌日、すぐにまたスーパーでお刺身を買ってあげたら、その後は食べられませんでした


でも、翌日の31日朝、ほんのほんの小さな一口ですが、また食べてくれたんです
息を飲んで悲鳴をあげるくらい嬉しかったです
そして、そのお刺身が最後ののんたんの食事になりました



のんたんは、とってもお利口さんで小さい時から聞き分けがとってもいい子でした
お薬も、楽勝でお口に入れて飲ませることができたし
補液も、嫌ながらも毎日大人しくさせてくれました
爪切りもさせてくれたし、点眼もさせてくれました
ブラッシングも抱っこも大好きで、私の膝は自分の専用だと思っていた事でしょう
夜は、腕枕で寝るのが当たり前になっていたので、かれこれ15年と1ヶ月です
毎晩、私の腕を枕代わりにして一緒に寝ていました


でも、今はもう、あの温もりも重みも感じることができません



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代わりに、小さくなったのんたん
かんぺいちゃんと並んで



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お揃いの骨壷と、お揃いの骨壷カバーに入れて
中に小さなバラの花を入れました



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お花畑で穏やかに眠ってくれるようにと願いを込めて




そして、壁に飾る写真が段々と増えていくのを、何とも切ない気持ちで眺めています



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このお写真は、お友達のカメラマンの浜田さんが撮ってくれたお写真です



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もう2年半位前に撮影したものですが
今となっては唯一の私の宝物になりました


そして、のんたんも私の永遠の宝物になりました




















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[ 2016/02/12 ] 我が家の子 | TB(0) | CM(12)

のんたんお疲れ様でした。

こんな優しい、優さんちの家族で幸せだったね。

天国で皆んなと遊びなよ。


[ 2016/02/12 09:47 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> SIXXさん

ありがとうございます。

今は痛いところもなくなって
皆んなで走り回って遊んでるかもしれないですね。
[ 2016/02/12 22:00 ] [ 編集 ]

悲しいけれど

のんたん、長い間頑張りましたね。
今は痛みからも解放されて、お星様の所で優さんとの想い出に包まれて幸せにすごしていることでしょう。

15歳半というと家のシロと同じ年で、やはりこの辺りが寿命なんでしょうかね?
別れは悲しいけれど、家族でいてくれた幸せな時間に感謝感謝ですね。
どうか優さん、気落ちなさらないで下さいね。
優さんのお陰で幸せになった沢山の猫ちゃんたちも、のんたんのご冥福と優さんがお元気になられることを願っていると思います。
[ 2016/02/12 23:49 ] [ 編集 ]

最後の最後まで頑張ってくれたんですね。
食べて欲しい気持ちが通じたのかなぁ…
優さんのお気持ちを想像すると
心と頭が締め付けられるようです…
[ 2016/02/13 00:29 ] [ 編集 ]

お刺身おいしかったね

この記事を書いていらっしゃる優さんのおつらい気持ち…
私の想像を超えていると思います。

記念写真ののんたんのお顔、本当にかわいいです。
[ 2016/02/13 09:36 ] [ 編集 ]

Re: 悲しいけれど

> 船橋の猫さん

ありがとうございます。
そう言えばシロちゃんと同じ年齢でしたね
猫の15歳は寿命と言えば寿命なんだけど
最近は20年生きる子も珍しくなくなってるので
出来ることなら、もっと元気で長生きして欲しかったです。

でも、本当に!
いっぱい幸せな時間をくれた事に感謝ですね。

[ 2016/02/13 22:43 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> ありさちゃんのパパさん

ありがとうございます。
本当に、最後の最後まで頑張ってくれました。
そして最後の一口のこと
パパさんに言われて気がついたのですが
のんたんの精一杯の恩返しだったのかもしれませんね。
最後まで、のんたんはとってもいい子でした。

[ 2016/02/13 22:48 ] [ 編集 ]

Re: お刺身おいしかったね

> ぱちょりんさん

ありがとうございます。
お別れしてからだいぶ時間が経過してるので
気持ちの整理もだいぶついてきました。

この写真を撮った頃は、まだまだ元気な時だったので
お顔も可愛いですよね。
いい記念が出来て本当に嬉しく思ってるんですよ。
[ 2016/02/13 22:55 ] [ 編集 ]

優さん
今朝気が付いて、言葉がありません
ご冥福をお祈りします
写真のお顔がほんと可愛い
優さんちの素敵なボスのんたん、今はかんぺいちゃんが甘えてるんでしょうね
[ 2016/02/14 10:03 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> きなさん

イチゴ届きました!
いつもお気遣いいただくばかりで恐縮至極です。
今年のイチゴもとっても甘くて美味しかったですよ。
ビタミンCもいっぱい補給させていただきました♪

のんたんのお顔可愛いでしょ!
少し前まではふっくらお顔だったので
本当に可愛かったんです。
かんぺいちゃん、のんたんの所に嬉しそうに
走って行く様子が目に浮かぶようです。

[ 2016/02/14 21:56 ] [ 編集 ]

のんたん、満身創痍でよく頑張ってくれましたね。
そうしてまでもママの側にいたかったんでしょう。
本当に本当に立派な最期ですね。
今頃はふわふわの雲のベッドで気持ちよくお昼寝してるかな。

優さんも、長い間の看病お疲れ様でした。
可愛い我が子が遠く手の届かない処へ行ってしまう悲しみ、お気持ちお察しします。
かんぺいちゃん、のんたんに続いて、大地くんまで見送って、寂しさも一層だと思います。
動物と暮らす楽しさは、この悲しみ苦しさと切り離すことが出来ないんだなあ、としみじみ感じています。

優さんも、大地くんの里親様も、ゆっくり心と身体を休めて下さいね。
[ 2016/02/15 15:36 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> まるふくさん

ありがとうございます。
いつもお膝を争って占領してた子達が相次いでいなくなってしまったので
膝が寒くて淋しくてならないんですよ。

> 動物と暮らす楽しさは、この悲しみ苦しさと切り離すことが出来ないんだなあ、としみじみ感じています。

本当にそうですね。
まるふくさんも、年末からの2ヶ月の短い期間にナポリちゃんとトリノちゃんの兄弟2匹を一気に失って
どんなにか辛かった事と思います。
でも、苦しんでたあの子達が、今はふわふわベットで気持ち良くお昼ねしてるかと思うと
気持ちも軽くなりますね。







[ 2016/02/15 23:19 ] [ 編集 ]

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